中矢伸一の「日々是弥栄」

世の中は本当にサバイバルの時代へ

昨年の改元と同時に出版した拙著『神仕組み 令和の日本と世界』(徳間書店)は、もうお読み頂けましたでしょうか。

https://www.amazon.co.jp/dp/4198648395

 

この本の最後に、「サバイバルの時代を生き残るために」と題した【あとがき】を付けたのですが、今日のように新型肺炎の世界的流行が深刻化してくると、自分でも「本当にサバイバルの時代になってきた」と戦慄を覚えざるを得ません。

 

その冒頭の一部を、以下にご紹介します。

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平成の時代が終わりを告げ、新たなる御代の幕明けとなりました。

大変めでたいことではありますが、これからの日本には、前例のないような出来事が次から次へと起こってくることでしょう。

国際情勢はこれから激変するとみられますし、戦争という局面もあるかもしれません。天変地異や異常気象による災害も頻度を増してくると考えられます。

たとえそれらを逃れたとしても、自分自身が病に倒れることも十分に考えられます。今は2人に1人ががんになる時代と言われますし、がんにならなくとも、脳卒中や心臓疾患のどれかに罹る確率は非常に高いと言わざるを得ません。

糖尿病の患者数は、予備軍を含めると約1000万人もいると言われています(平成28年 厚労省推計)。婦人科系の病気も多いですし、精神科系の疾患もあります。さらに、歳をとれば認知症のリスクも高まります。

どう考えても、これからの時代を生きる日本人には、様々な試練が待っていると結論づけざるを得ません。出生率の低下により、日本の人口はすでに減少局面に入っていますが、それが加速度的に早まり、どんどん減っていく可能性が大きいのです。

これを読まれている貴方が、10年後、20年後に、はたして健康体のまま生きていられるかどうかということさえ、わからない。まさに時代は今、サバイバルの時代に突入していると言えます。

 

本書でも述べましたが、この不透明な時代を生き抜き、生き残るには、自分自身で情報を取りに行かねばなりません。そしてその中から真実と思えるものを拾い出し、精査し、判断し、実践していく必要があります。そうした努力を何もせず、ただ流されるままの受け身の毎日を送っている人は、おそらく相当高い確率で「間引かれる側」に入ってしまうことでしょう。

しかし、それも自己責任と言えます。自分から動いていけば、正しい情報は必ずアンテナに引っかかってくるからです。それをヒントに、自分の人生に活かしていけば良いのです。動いていくうちに仲間や協力者も増え、いろいろな考え方が身につき、仕事も自然ともたらされます。人によっては、自分の生まれてきた目的はこれだったんだと気づくことになるかもしれません。

やはり、「自分から動く」かどうかが肝心なところです。これが狭義における「自立」ということです。組織や宗教に頼る時代は、とっくに終わっているのです。

これから世の中が不安定になってくると、どんなポジションにいる人間でも、どうしたらいいかわからなくなり、右往左往するようになるでしょう。

そんな時、人生の羅針盤となるのが日月神示です。

これが降ろされたのは今から70年も前のことですが、戦後の日本と世界がどうなっていくか、神示は正確に見通していました。まさに、今日の日本人のために書かれたと言っても過言ではないと思います。

今、私たち人類が直面するありとあらゆる問題の答えが、この中にあります。それは具体的な表現ではないかもしれませんが、読む人が真心をもって読めばわかるようになっているのです。

 

「この世のやり方わからなくなったら、この神示(しるし)を読ましてくれと言うて、この知らせを取り合うから、その時になりて慌てんようにしてくれよ。日本の国は一度は潰れたようになるのぞ。一度は神も仏もないものと皆が思う世が来るのぞ。その時にお蔭を落さぬよう、しっかりと神の申すこと肚(はら)に入れておいてくれよ」(『上つ巻』第9帖)

 

「この先どうしたらよいかということは、世界中金(かね)の草鞋(わらじ)で捜してもここより他わからんのざから、改心して訪ねて御座(ござ)れ。手取りて善き方にまわしてやるぞ」(『松の巻』第5帖)

 

(以下略)