肉食と環境問題
小泉進次郎環境大臣が、就任以来、ずいぶんと話題になっていますね。
先日、NYの国連本部で開かれた気候行動サミットに出席しましたが、記者から具体
的な温暖化対策をつっこまれて何も答えられなかったようです。
そうかと思えば、「気候変動に取り組むことはセクシーだ」と発言したり。
環境大臣を引き受けたはいいけど、何も勉強していないし、何も考えていないことが
次々とバレてしまい、就任早々、逆風にさらされています。
まあ、小泉さんのことは置いといて。
肉食(畜産)が温室効果を促進させることや、環境を破壊することについて、最近い
ろいろな方面から言われるようになってきました。
思い返せば、90年代の初め頃、日本で開催された、環境問題についてディスカッショ
ンする国際会議に参加する機会があった私は、その席で、「肉食が環境を破壊する」
という意見を述べました。
でもその時代は、まだインターネットも普及しておらず、それを裏付けるデータを入
手することが難しく、概念的な意見で終わってしまいました。
20ヵ国から参加していた他の出席者たちの中に私のような発言をする人は誰もおら
ず、かえって白い目で見られてしまったことを思い出します。
それから、ジェレミー・リフキンの『脱・牛肉文明への挑戦』をはじめ、様々な本が
出され、またネットの普及とともに海外のデータが取れるようになりました。
こうして、2005年に出版した『日月神示 完全ガイド&ナビゲーション』(https://www.amazon.co.jp/dp/4198620237/)
では、「肉食は地球環境にも甚大な被害をもたらす」(P.293)という項目を入れることができたのです。
それでも、世間一般には、こうしたことはほとんど知られていませんでした。
今日では、以下のリンクのように、次第にこうしたことが大きく報じられるように
なってきましたね。
とても良い傾向だと思います。ようやく追いついてきたかという感じです。
小泉進次郎さんはまだ若いですし、せっかく環境相になったのですから、ぜひ勉強し
て頂いて、対策を講じてほしいものです。
肉を食べることを禁ずることはできないでしょうから、肉類全般、とくに牛肉に高額
な税を課すという案は、いかがでしょうか?