台風15号による被害について
9月8日の夜から9日の朝にかけて関東地方を駆け抜けた台風15号ですが、今頃になって千葉県の被害がことのほか大きかったことを知り、ビックリしています。
現在もなお千葉県のほぼ全域にわたって停電が続いているようです。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190911-00000067-asahi-soci
東電の職員さんをはじめ、大勢の方が全面復旧に向けて不眠不休で頑張っておられるとのこと。
断水が続いている地域もあるようです。
一日も早く、元の生活に戻ることが出来ますように。
ところで、今回の台風15号ですが、日本列島に近づいた段階でも勢力は衰えず、むしろ上陸直前で発達していました。
私は台風の進路予測と概況を細かくチェックしていましたが、「これは大変なことになるのでは」と思っていました。
しかしテレビの天気予報を見ると、どの気象予報士も「コンパクトな台風」という表現を使っていました。
私としては、たしかに朝鮮半島の方に行った台風13号と比較したら、サイズは小さいかもしれないが、「コンパクト」というと逆に軽く見られてしまうのではないか、と気にしていました。
今にして思えば、もっと強い表現で警戒を呼びかけるべきだったのではないかと思います。
関東を直撃する台風としては「史上最強クラス」になることはわかっていたのですから。
それとなぜか日本では、正式に「台風」になっていないと、熱帯低気圧の段階では進路を予測してはいけないんだそうですね。
そういうのも、どうかと思いますが。
現在、フィリピンの東にある巨大な熱帯低気圧が発達中で、本日(12日)にも台風16号になるようです。
今後の進路には十分にお気をつけください。