中矢伸一の「日々是弥栄」

新元号は「令和」に決定

本日、新元号が発表されました。

「令和(れいわ)」だそうです。

これは誰も予想していなかったでしょうね。

 

これまでの元号は、中国の古典に拠っていたそうですが、今回初めて、日本最古の和

歌集である『万葉集』を典拠としたそうです。

中国ではなく日本の古典を参考にしたというのは、いいですね。

 

しかもそれが、『万葉集』の「梅の花」32首の序文にある、

「初春の令月にして、気淑く風和ぎ、梅は鏡前の粉を披き、蘭は珮後の香を薫らす」

から取ったというのですから、ちょっとビックリ。

 

「梅の花」の歌ですよ。

「三千世界、一度に開く梅の花」であり、例の王朝のシンボルでもあります。

本当に、誰の発案なんでしょうかね。それは教えられないそうですが。

 

ともかく、5月1日からは「令和元年」となるわけですね。

まだしっくり来ませんが、こういうのは次第に馴染んでいくものです。

そのうち、「平成生まれ」も古い世代ということになるんでしょうね。