沖縄県知事選の結果をどう受けとめるか
昨日(9月30日)は、沖縄県知事選の開票日でした。
ご存じのとおり、玉城デニー氏が新知事に選ばれました。
佐喜真淳氏は、善戦したものの、残念ながら及びませんでした。
沖縄の皆さん、大変お疲れさまでした。
どんな結果であれ、これが現在の沖縄県民の民意ということになります。
それはそれで、尊重しなくてはなりません。
しかし票差を見てみると、
投票率 63.24%
玉城デニー氏 396,632票(得票率55.1%)
佐喜真淳氏 316,458票(得票率43.9%)
8万票の差がありますが、これは惜敗と言っていいと思います。
前知事の翁長さんの弔い選挙という側面もあったでしょうし、簡単にガラッと変われるものではありません。
デニー氏勝利の報を聞き、沖縄は終わりだと思った人もいたようですが、私はむしろ逆に、沖縄の保守運動は着実に成果を挙げており、ようやくあと少しのところまで来たのだと思いました。
世代別の分析データを見ると、沖縄は確実に、若い層から変わりつつあります。
サヨクたちがあれだけ総力を挙げて騒いでも、この程度なわけです。
団塊の世代より上の年代が去れば、沖縄の政治勢力は逆転します。
もう一つ、流れを変えるきっかけを作るのは、中国の情勢です。
今、世界の覇権を狙うかに見える中国の現体制は、そろそろ終わりが近づいてきています。
トランプさんも、中国の締め上げにかかっていますね。
放っておいても、中国は崩壊トレンドです。
2020年の子(ね)の年あたりを境に、それは一気に表面化するでしょう。
この流れが沖縄にも波及してきた時が、変わり時です。
デニー氏は、4年もの任期をまっとうできるかどうかさえわかりません。
沖縄の有志の皆さんには、今回の選挙結果にめげることなく、引き続き頑張って頂きたいと思います。