中矢伸一の「日々是弥栄」

1月19日は舩井幸雄先生の命日

舩井幸雄先生が逝去されてから、早や5年が経ちました。

私にとって「恩師」と呼べる人は、そうそうおりませんが、舩井先生は、私の恩人であり、良き師であり、また同志でもありました。

そんなわけで、御命日にあたる1月19日には、私は毎年、お墓参りに行かせて頂いております。
(どうしてもこの日に行けない場合は、1月のどこか、都合がつく日に参ります。)

今年も、とんぼ帰りでしたが、行って参りました。

行き帰りの新幹線の中で、舩井先生を偲びたいと思って、『舩井幸雄が最後に伝えたかった真実』という本を持っていきました。


https://www.amazon.co.jp/dp/4828417974
 

舩井先生が亡くなられた後の2015年に刊行された本ですが、ビジネス社さんから献本して頂いたのに、これまで開くことがなかった本です。

そういえばこの本、読んでいなかったなと思って開いてみると、最後の方の第5章の中で、私の書いた文章が、かなりのページ数を割いて掲載されていました。

これは、舩井メールクラブのメルマガの記事として、2013年7月11日に配信されたものですね。

今さらながら気づくことになり、嬉しいやら、恥ずかしいやら。

私から言うのは大変おこがましいですが、舩井先生は、心の友だったように思います。

黙っていても、いろいろと分かり合えるような、不思議な共感覚を持っていました。

舩井先生は、「自由」がお好きでした。

だから、人に対してもそうだったのでしょう。

原稿を書く時は好きなように書かせてくださいますし、講演で話す時は好きなように話させてくださいます。

私も、縛られるのが大嫌いなタイプなので、そんな舩井先生とは、馬が合ったようです。

お墓参りに行くと、舩井先生も一緒に来ているような気がします。


来年もまた同じ日に、参りたいと思います。