暦の基準点
三重県伊勢市の伊勢神宮内宮宇治橋前で2017年12月22日午前7時44分、尾崎稔裕撮影
https://mainichi.jp/articles/20171223/k00/00e/040/213000c
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本来は天文的意味合いのある日が正月や、新年度には選ばれるはずですが、1月1日にも、4月1日にも、天文的な意味がありません。
太陰暦から太陽暦に移行するとき、太陰暦に合わせた1月1日(新月)を変更点としたため、天文的な意味のない1月1日になりました。
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(参考)
元旦はなぜ冬至でもなく春分でもなく、天文的に意味のない日なのでしょうか?
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1234697067
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要は本来は正月とは冬至(太陽の復活)であり、新年度とは春分が本来で、暦上、それにもっとも近い月頭をそれに充てているということになります。
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それ故本日の天長節、今上陛下の誕生日は、天文的な意味合いでの正月と言えるのだと思っています。
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今上陛下は125代にあたりますが、それが伊勢神宮125社(摂社・末社含む)との関連がよく指摘されます。
そしてクリスマス(イエス誕生日)12月25日も冬至の祭りが由来との説が有力です。
今上陛下の誕生日というものには、なにかしらの因縁を感じます。
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ご譲位により、この日を平日へという動きがありますが、陛下のご譲位に関わらず、この日は祝日とするのがふさわしいと自分は思います。
それと二重権威というものは趣旨として別問題だと思います。
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天皇誕生日は2月23日、12月23日は当面平日に…政府検討入り 2017.12.21
http://www.sankei.com/politics/news/171221/plt1712210032-n1.html
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天長節弥栄
今上陛下、万歳!