Media 有志の会より時事情報をお届けします ※必ずしも中矢伸一個人の意見ではございません

ねずさんと語る古事記・参 レビュー

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せっかく発売日前の入手をしましたので、アマゾンレビュー一番乗りをしてやろうと思いましたが、

残念ながら発売日前のレビュー投稿が禁止されておりました。

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ねずさんと語る古事記・参

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今回、10月1日靖國神社における発売記念祝賀会に参加する機会を得まして、一般発売前に入手、早速読了させていただきました。

1・2巻含めてレビューを書かせていただいており内容の重複を避けたいところではありますが、今回で完結に至った第3巻を含めて、ねず古事記に貫かれている一番の軸はやはり「『以音』『訓』にこだわった漢字解釈」にあると思います。
一度ねず古事記世界に触れてしまうと、もはやそれが当たり前の感覚をもってしまいますが、これまでいかにそれがないがしろにされてきたかということです。否、仮に知っていたところで研究者の専門知識幅が狭く、どの分野の専門家も視野が狭いものに留まらざるを得なかったということだと思います。

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「以音」「訓」という古事記読解の強力な『鍵』を振りかざすにあたってのねずさんの武器は、「地に足ついた現実感覚に基づいた行間を読む力」、「霊的・スピ的世界への理解力」、「専門にとらわれる学者には到達し得ない博覧強記の歴史知識、やまとことば・漢字知識」という、常人では同時に持ちえない複眼的な切り口にあると思います。

あとがきにおいて「わたしたちが古事記を学ぶ上において大切なことは、古事記の『真相はかうだ』ではなくて、古事記を通じて先人たちが伝えようとした日本の形(これをアイデンティティといいます)をしっかりと学ばせていただくことではないかと思います。」
とねず先生はおっしゃっています。
その言葉のとおり特にこの3巻においては、前作までのような天照大御神の正体は?ヤマタノオロチの正体は?といった個別歴史の真相を読み解く切り口ではなく、『日本という国における組織論・国のあり方』といったものに焦点が置かれています。
国譲り、天孫降臨、猿田彦・天鈿女、海幸彦山幸彦、神武東遷等々、歴史の真相検討の余地の無数にあるテーマにおいて、あくまでも古事記記載内容から『以音』『訓』の切り口を軸に日本国のアイデンティティを切り出してくれました。
まだまだ明らかにされていない古事記の裏に隠された歴史の真相は無数に残されています。しかしながら、古事記という文献個体から引き出せるメッセージ解釈においては、今回のねず先生の一連の3部作をもって完成をみたのではないでしょうか。

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祝賀会で先生がおっしゃいました。
「古事記は白文でスラスラ読めるのに、日本書紀では読めない。なにか神々の力の後押しがあったとしか考えられない」と。
祝賀会の空気、祝福に満ちた温かい感覚がそれを肯定していると自分は感じました。

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木堅

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