Media 有志の会より時事情報をお届けします ※必ずしも中矢伸一個人の意見ではございません

北朝鮮ミサイル、日本上空通過に関する考察

写真出典
http://blog.livedoor.jp/nonreal-pompandcircumstance/archives/50660403.html

「通告なしは大変危険」防衛相が非難、ミサイル分裂も確認 : 日本経済新聞2017/8/29
http://mw.nikkei.com/sp/#!/article/DGXLASFS29H1K_Z20C17A8000000/

【コメント】31日 木堅
ついにミサイルが日本上空を飛び越えてしまいました。
これは国際常識的には宣戦布告に等しいものであり、日本は迎撃行動を当然していなくてはならないし、日本領土・領海上に「結果論」として落ちなかったにしても、本来即反撃をしなければならない事態です。

これは過去にもあったこと(1998年)ではありますが、当時はメディアが報道しない自由(問題視しない世論捏造含む。)を行使し、ほぼなかったことになっている状況です。
しかしながら、あれからネット社会の進展によるSNS環境が整備され、平和安全法制が成立、SM3を装備するイージス艦が警戒している態勢という変化があり、今回は「なかったこと」にはならない/できないでしょう。

それにしても、今年13回目です。
大して反応が薄い日本も情けないし大問題なのですが、北朝鮮サイドとしても、日本が狼少年状態になってる時点で恫喝効果がなくなっているといえます。逆説的ではありますが、恫喝目的なら撃ちすぎてもダメなわけです。

そしてイカれたヘアスタイル・顔をした人間が、銃口こそ向けないもののバカボンの保安官よろしく目の前で実弾を13発乱射して、頰をかすめて飛んでいくのを強面ヤクザがおとなしく見逃しますか?
経済制裁なんて話ではなく、即実力行使です。
ICBM発射兆候があり、かつ撃ったあとでも在韓米軍司令官が国外休暇を取っていたのも注目です。

狂気の人間が13発一度も命中させずに撃ち続ける確率、
在日米軍が13回も不意を突かれる確率(撃ったその瞬間は、在日米軍基地に狙ったかもしれないわけです。平静ではいられないロシアンルーレットです。)

あまり陰謀論的なことを言うと聞く耳を無くす人が多いので憚られるのですが、
少なくとも確率論的に異常値(サイコロが13回連続6が出ているような)であることは間違いなく言えるわけです。

これらを総合的に整理すると、
米軍が北朝鮮のミサイル発射の予定、および日本領土には落とさないという意図を事前に知っていない限り、この確率論の異常値を説明することはできません。
そしてもう一つわかるのは、北朝鮮に「国家として」の理性があるということです。組織としては狂ってはいません。(金正恩個人はイカれてると思いますが)

話の焦点を今回のミサイルに戻すと、
射距離としては、「分裂して落ちた」とあることから、少なくとも予定より飛びすぎたという可能性は消えます。
そして射撃方向としては、今回の方向には米領土はありません。
すなわち、「日本領土領海を飛び越えて、海の上に落とすつもり」であったことが確定します。

このミサイルによって結果論として予想される日本の反応は何か?

・憲法9条改正機運の高まり
・迎撃ミサイル拡充配備
・敵策源地攻撃の立法
・朝鮮総連への風当たりの強化
・経済制裁の強化

北朝鮮にとってデメリットばかりです。
ミサイル・核実験を重ねて、うまく技術をものにしたいなら、努めて目立つことは避けるはずです。嘘だとバレバレでも「人工衛星だ」と言い張るべきところです。それを金正恩がバカだからという理由で理解するには、確率論的に否定されます。

予算的にも不自然があります。
日本のH2ロケットも限られた予算でどうにか打ち上げています。(今年「みちびき3号機、4号機」打ち上げ)
短距離ミサイルも13回の内に含まれているとはいえ、日本でもこのペースでの弾道ミサイル(H2ロケット)発射は予算的に難しいものがあります。しかもそれが恫喝効果も薄いし、バカでもないなると、解釈としては、

①余った古いミサイルを在庫消費したい(誰の?)
②日本の有事法制推進、軍事予算確保に貢献したい。
③はたまた第三国への恫喝(中国)

ということにならざるをえません。

発射し続ける異常、
我慢し続ける異常、
予算的異常、
結果論としての効果が日本政府に追い風な異常、

極めて陰謀論的解釈ですが、この異常値を説明する常識論は存在しないと思います。

 

 

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