Media 有志の会より時事情報をお届けします ※必ずしも中矢伸一個人の意見ではございません

一億総お茶の間司令官  〜知る権利に係る錯覚 〜

 

(撮影地、撮影日不明、2014年6月16日配信、資料写真)。(c)AFP/KCNA VIA KNS

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北朝鮮、新たなSLBM発射実験の準備か 衛星写真 AFP 2017年08月12日
http://www.afpbb.com/articles/-/3138981?act=all
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【コメント】13日木堅
情報公開法(http://law.e-gov.go.jp/htmldata/H11/H11HO042.html)に基づき、国民は行政文書の公開を求めることが可能です。
その趣旨は「信用できない国家の情報隠蔽を防止すること」を狙いとしているものと思います。
要するに国家については性悪説、
国民については性善説に基づく態度と言えるでしょう。

一方で、国家側も国を守るためには隠すべきものは隠さなければならないという性善説の部分がもちろんあるし、
国民側にも、反日メディアの情報操作に踊らされる情弱層の存在=性悪説で捉えるべき残念な側面があります。

当たり前だと思いますが、国民の知るという権利は無制限ではないはずです。
一票しか議決権を持っていない株主が、経営の根幹に係るような社外秘を知る権利はありません。 責任に応じた知るべき情報があります。
活動中のスーダンの日報を、お茶の間が知る権利も必要もあるのか?という疑問があります。

公開請求を受ける資料も、自動的に墨が塗られて保管されているわけではありません。
公開請求というものは、クレーマー的な業務妨害という側面があることも認識しなければなりません。


要は、情報公開法とは国家・個人の性悪説・性善説のバランスに欠いた法律ということです。個人情報保護法もしかり、個人の性善説に基づき、犯罪者を守る法律になっています。

そのバランス欠如は、反国家勢力が付け入る隙を作り出していることに、気づかなければなりません。

そしてもう一つ、情報溢れるネット時代においては、知る権利という態度が作り出している「盲点」として、
「本来知らされるはずのない情報」に対する警戒心を持つことが求められます。

米軍攻撃のXデーは◯日?
北朝鮮の潜水艦情報、
米国特殊部隊の暗殺作戦が◯日に発動?
クーデター計画が進行中?

お茶の間は作戦指揮所ではありません。
そのような「作戦情報」が知らされるはずがないし、軍内部ですら必要最小限しか知らされないはずの情報になります。相手に事前に知られたら作戦にならないからです。

それがお茶の間に届いているということは、誰かしらの意図、思惑を含む=プロパガンダであると基本的に考えなければなりません。
その情報はあるいは真実を含むものかもしれませんが、誰のどのような狙いによるものか、ウソが混じっていないか、その視点が必要だということです。

情報過多のネット時代のリテラシーとして、「本来知ることのできる情報か否か」そのフィルターを各人が持たなければならないと思います。
そして情報とは真実/フェイクの0‐1の性質のものではなく、虚実入り混じったものが大半だという認識が必要だと思います。

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