Media 有志の会より時事情報をお届けします ※必ずしも中矢伸一個人の意見ではございません

祝成功:準天頂衛星みちびきの価値

19日成功しました!

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準天頂衛星みちびきの価値

出典:下記産経記事

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H2Aロケットが発射地点に移動 準天頂衛星みちびき3号機を搭載 2017.8.12 
http://www.sankei.com/life/news/170812/lif1708120004-n1.html
準天頂衛星システム「みちびき」 宇宙開発戦略推進事務局
http://qzss.go.jp/overview/download/isos7j0000000bsx-att/panel_01.pdf


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【要約】
3号機(今回)は災害時に被災者の安否や避難所の状況を防災機関に伝える機能も装備。航空機が飛行位置を正確に把握するため、GPSの誤差を補正する信号も出し、4基の中では個性的な存在となる。

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【コメント】12日木堅
12日予定されていた、日本版GPS衛星みちびきの3号機の打ち上げが延期になりました。(17日以降予定)
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4号機も今秋の打ち上げが予定されていますが、この3号機をもって計画の第一段階の運用開始を最小限可能となる重要な結節となります。(準天頂2基、静止1基)
なんとなく日々の延長で聞き流しそうになりますが、日本独立への重大な一歩になります。
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準天頂という聞きなれない用語が示しているのは、常時日本を測位可能な位置に存在するため、日本周辺上空に長時間滞在する8の字軌道に配置させるものです。(静止衛星はマレーシア赤道上空)

高仰角で受信できるため、ビル群においても高精度の測位が可能となります。(現行10m誤差→6cm誤差)
また軍事利用を前提としたセキュリティを保持します。
>3号機(今回)は災害時に被災者の安否や避難所の状況を防災機関に伝える機能も装備。/
さらっと書いていますが、通信衛星としての機能を持たせているようです。

(出典:http://www.sankei.com/life/news/170529/lif1705290031-n1.html)
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みちびきは、米国の測位システムであるいわゆるGPSと互換性があり、単純にGPS衛星が増えて精度が向上するという効果がまずあります。
衛星測位には、最低4つの衛星情報が必要とされるため、逆に言えば、米GPSに未だ依存する態勢が続くわけではありますが、2023年の7基体制をもって、独自運用が可能となるとされています。
しかしながら、準天頂軌道だけでは7基あってもおそらく精度は落ちると思います。(DOP大)

http://fanfun.jaxa.jp/topics/detail/10421.html

かといって日本独自の衛星を世界中に配置するには、費用がいくらあっても足りないし、おそらく米国の警戒を招きます。
日本が世界的な活動を仮にするなら、当面は米軍と協力したものになるに決まっているし、米軍と矛を交えるというような可能性はゼロと言ってよいと思います。
とすれば、国土防衛においてはしっかり自前でGPS運用が可能ならば、米GPSを利用する態勢というのは間違いではないと思います。当然のギブアンドテイクとして米国の使用を認めれば、極東地域の米軍のGPSの精度も向上、膨大な運用GPS衛星数を縮小整理可能であり、WinWinで文句もないでしょう。
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GPS参入後発組として運用衛星数を最小限に絞り、かつ米国への反抗的メッセージも発せず国家独立を維持する、うまい一手を考えたものだと、感心しました。

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世界中のGPS衛星を共同運用するのが、一番なんですけどね。。。
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【余談】
正確な表現をすれば、GPSとは米国の衛星測位システムのことであり、
衛星測位システム一般のことをGPSと表現するのは誤りです。
商標の普通名称化といったもので、「ウォークマン」はソニーの商標なわけですが、同種ヘッドホン商品をすべてウォークマンと呼んでしまうようなものです。
GPS – 米国
GLONASS(グロナス) – ロシア
北斗(北斗-2、Compass) – 中国
ガリレオ(Gallileo) – ヨーロッパなど

(各約30基)

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