Media 有志の会より時事情報をお届けします ※必ずしも中矢伸一個人の意見ではございません

私の気分がすぐれないのは腸内細菌のせい。

 

脳に影響を与えている腸内細菌の種類が特定される(米研究)  カラパイア

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【要 約】
腸内フローラ(腸内細菌叢)は食べた物の消化を助けたり、ときにお腹を痛くしたりするだけではない。腸は第二の脳ともいわれており、これまでの研究からも、お腹の中の小さな微生物たちが私たちの行動にまで大きな影響を与えていることが明らかになりつつある。

これまでマウスを使った実験で、腸内フローラの構成に応じて不安やうつといった感情的反応が起きることは確認されていた。今回、そうした関係が人間にもあることが確かめられた。

2つの細菌グループが脳の体質に影響を与えているらしいことが明らかになった。 1つはプレボテラ属で、女性7名で最も普通に見られたものだ。これらの被験者の脳は、感情・注意・感覚に関係する脳領域のつながりが強かった。反対に、感情の制御・意識・短期記憶の長期記憶への固着に関連する海馬が小さく、その活動も少ない傾
向にあった。こうした女性は、ネガティブな画像を見た際に、苦悩や不安といったネガティブな感情を強く感じたようだ。

2つめのグループはバクテロイデス属で、他の女性33名で最も普通に見られたものだ。この被験者では、前頭葉と島(問題解決と複雑な情報処理に関連した領域)の灰白質が最初のグループよりも多かった。また海馬も大きく、活発だった。 この女性たちはネガティブな画像を見せられても、ネガティブな感情を味わうことが少ない傾向にあった。

 

 

【コメント】評価担当(下)

以前、腸内細菌叢によって感情に影響を与えるという研究結果がマウスを使って報告されていたが、同様に人間を使った研究でもそうした事象が確認された。

このことは、腸内細菌の特定のフローラによって、人間の感情に一定の傾向を与える可能性を示唆したものでとても興味深い内容である。

現在、現象がみつかったというだけでメカニズムは不明であるため、創造の域での思考のみとなるが、腸内細菌叢の影響によってネガティブになりやすかったり、そうでなかったりということが確認できるとすると、腸内細菌を糞便法等により接種することによって、ネガティブな人がその程度が緩和されるといったことが生じる可能性
が想定される。逆に、腸内細菌も生まれてすぐは別として、成人になれば食べたものや食べ方、日頃のストレス等が大きく影響することから、日頃の生活習慣によって、腸内細菌を変えていくことによって性格を改善しうるということを科学的に証明されることになる。

今後の研究の推移を見守りたい。

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