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全地形対応型消防車レッドサラマンダー見参!

 

写真出典:下記リンク

レッドサラマンダーのメーカーや値段は?全地形対応型消防車の全貌  2017年7月6日
http://amuselog.com/redsalamander/

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【要約】
レッドサラマンダーは日本に一台しか配備されておらず、その一台は愛知県の岡崎市に配備されています。
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なぜ岡崎市にあるかというと、岡崎市が日本のほぼ中央に位置するため東日本・西日本どちらにも移動しやすいことと、南海トラフ巨大地震が発生した場合でも津波災害の恐れがまずないことが理由とか。
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2011年の東日本大震災の教訓で、巨額を投資して投入されたレッドサラマンダーに対しては、2017年7月の九州地区の大雨災害まで出動の機会がなく、税金の無駄使い的な批判もあった
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レッドサラマンダーの価格 1億1000万円
40m級のはしご車 1億7000万円程度
90式戦車 約8億円

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【コメント】8日木堅
現状一両しかないというのは、運用実績がないため、震災のほとぼりが冷めてしまった状況では、予算が下りなかったということだと思います。

いつ出番がくるかわからない維持管理費だけを喰い続ける、金食い虫扱いを受けているということでしょう。
今回がこの装備が実戦で初めて試され、本当に使える装備なのか実績を求められる重要な機会なのだと思います。

関係者は固唾をのんでいることでしょう。

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こういう災害装備の難しさが維持・管理ですね。
「いざ」という時しかニーズがないため、普段は訓練にしか使われず、下手すると埃をかぶる装備であると思います。
全国で均せば、毎年どこかで必要とされる災害はあるかとは思いますが、配備されているその管区に関して言えば、10年~30年に一度出動するかどうかの装備でしょう。
「百年兵を養うは一日これを用いんがため」といった軍事的な色彩の強い装備と言えます。

そしていざこういう水害が起きれば、実は1両では焼け石に水であると思われ、最低10両はほしいところです。
九州の災害に愛知から向かうというのも、初動が命の災害救助にあっては実は論外です。
「全国対応のために愛知に配置」というのは、1両しかいない故の予算要求上の無理筋ロジックでしょう。
1両しかないというのも問題で、この車両が今回車検に入っていたとしてもおかしくないわけです。緊急待機車両というものは、必ず予備が必要です。

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しかしながら、災害発生頻度や維持管理費を考えると各自治体で独自に数をそろえることは難しいと思います。

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・各県に最低1両配備、災害時は全国一元的に集中運用
・岡崎市のような海抜ゼロメートル地帯=必要性の高い地域に重点配置
防災相が音頭を取り、そういった体制を構築することが必要でしょう。

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値段についても、一見高価ですが、はしご車と同等ということであれば、全県1両配備くらいは簡単なことでしょう。
今回の派遣で、活躍の姿を見せつけることで評価を確立すれば、
レッドサラマンダーの導入は一気に進むと思います。

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近年、異常気象の被害の程度が大きくなってきている印象があるため、
このような装備を全国的に充実するべきであろうと思います。

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