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もだえ苦しむ実験動物たち~日本でも苦痛を軽減するシステムの確立を!

(画像をクリックで元サイトへ)ヘルスプレス

 

【要 約】

 

動物実験が一般の人達から往々にして非難される所以は、実験動物たちに苦痛を与えているという事から来るものです。物言えぬかわいい動物たちを意図的に苦しめているというものです。実験動物たちが被る苦痛の軽減を担保するシステムが確立されなければ動物実験は社会か

ら受け入れ難いでしょう。

 

欧米では、動物は「痛みを感ずる能力のあるモノ」と定義をされており、苦痛軽減の重要性はとても大きく認識されています。ですから、その倫理的課題を解決するために多くのガイドラインが作成されています。たとえば、Guide for the Careand Use of Laboratory Animals 8th ed.( 2010)やEUROGUIDE: On theaccommodation and care of animals used for experimental purposesが代表的です。

 

欧米で公表された各種ガイドラインは我が国でも参考にされていますが、残念ながら我が国では実験動物の苦痛軽減対策の水準は未だ欧米に遠く及ばないのが現状です。

 

 

【コメント】評価担当(下)

 

実験動物の取り扱いについては、3R(Reduction、Replacement、Refinement)の法則に加え、4R(Responsibility)とされるようになってきている。

 

動物虐待についても、日本での考え方は、1度導入されると、それを一生懸命守り抜く感じで、あまり進展がないのが実情である。

 

欧米の方が、動物をものと考えるところからスタートしている分、シビアに考えているような気がする。すべて欧米の考え方が正しいかというと、そうではないかもしれないが、こと、動物虐待等については、伴侶動物の考え方が強い欧米の方が考え方が徹底しており、日本の事例は、糾弾される対象となることが多そうだ。

 

例えば、最近は小型犬の導入で少なくなったが、家の外につないで犬を飼育することは、ヨーロッパの多くでは、動物虐待で逮捕される事案である。

 

豚肉等の生産でも、日本では肉質の向上のためオスは去勢されているが、ヨーロッパでも去勢禁止の動きが進みそうである。鶏のくちばしを焼き切るデビークも同様で、日本には怪しい団体が隠れ蓑にしていることもあり、うさん臭さが漂うが、動物愛護の精神で、アニマルウェルフェアの考えはもっと導入されてしかるべきと思う。

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