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美容やダイエット効果も … 「酵素」は本当に健康にいいの?

(画像をクリックで元サイトへ)日刊ゲンダイ

 
 
【要 約】
 
ここ数年、女性を中心に「酵素」がブームになっている。代謝を活発にすることでキレイにやせる。老廃物を体外に排出してアンチエイジングに効果的。血液をサラサラにして病気を防ぐ…。ちまたで発売されている酵素ドリンクやサプリメントのうたい文句だ。
 

体内では3000種類に及ぶ酵素がさまざまな働きをしていて、すべての生命活動に関わっている。そんな重要な酵素が加齢や生活環境などによって減少してしまうので、補充する、それが健康食品としての酵素の摂取理由である。
 
東北女子大教授の加藤秀夫氏(時間栄養学)は、酵素そのものを口から摂取しても意味がないという。「酵素はタンパク質で構成されています。タンパク質は胃の中に入ると消化液によって分解され、小腸でアミノ酸になって吸収されます。つまり、酵素そのものを口から飲んでも、胃の中に入ればただ単にタンパク質を摂取したのと同じこと。肉や魚を食べているのと変わりません」。
 
 
【コメント】評価担当(下)
 
「酵素」の理論については、鶴見式サプリで我々は触れたことがあるが、生物学的に酵素として口から摂取することの意味を述べた記事である。理屈としてはその通りだと思う。酵素剤として、働く様子を示す記事も胃酸のpHではなく、水で確認している場合があるので、身体の中で本当に働くのかという疑問が生じても不思議ではない。
 
しかし、口腔内のアミラーゼから胃腸を通る際に消化酵素が出ているわけであるが、理論通りに全て消化が常に完了できているわけではないと個人的には思っている。
 
腸内細菌の話がいろいろなところで出てくるが、腸内には細菌がいるわけであるが、俗にいう「善玉菌」に相当する菌は外部から摂取しないと減少するということが知られている。細菌も身体はタンパク質なので、理論通りであれば全て消化されて腸内で増殖できないはずである。現実的にはそうした前提には立ってないので、消化されていたとしても腸にまで届く個体もいるということである。同じタンパク質なので酵素としても同じ現象を予測することができる。また、湯茶を飲みながら食事をすることで、消化から逃れる細菌もいて、病気になるということも本当かどうかしらないが聞いたことがある。
 
そのサプリに含まれるアミノ酸などの成分が、体内で有用な材料として使用されるという側面やファイトケミカルが有用ということも考えられるし、プラシーボ効果の可能性もあるが、好転反応が出ている事例もあるので、理論通りでないのではないかと思う。

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